内容説明
在宅医療に奔走する女医の喜び、哀しみ、そして勇気…。自宅で逝った25人のがん患者の遺族とともに綴る魂の記録。
目次
第1章 妻が夫を看る
第2章 夫が妻を看る
第3章 子が親を看る
第4章 親が子を看る
第5章 嫁が舅・姑を看る
第6章 姉が妹を看る
第7章 家族全員で看る
著者等紹介
玉地任子[タマチヒデコ]
1944年宇都宮市生まれ。名古屋市立大学医学部卒業後、精神科医として精神病院に勤務。1972年、エリザベス・キューブラー・ロス著『死ぬ瞬間』(中公文庫)に出合い、「いつかがん患者の心のケアをしたい」と考えるようになる。1982年、当時大学生だった甥が交通事故で死去。「死はいつ訪れるかわからない」と痛感したことが直接の転機となってホスピス医の道へ。神奈川県厚木市に施設ホスピスをつくるための市民運動に携わり、1992年に横浜甦生病院ホスピス病棟長に就任。1994年、厚木市に末期がん患者の在宅医療を支援する「ゆめクリニック」を開設、現在に至る
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