想ひ草

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想ひ草

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062104999
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

人生を喪わないために、女たちは密やかな選択をする。―だれも知らないところで。老いを目の前にした女性が、自分の人生を生きはじめる、その瞬間を描いた八つの物語。

著者等紹介

鳥越碧[トリゴエミドリ]
1944年福岡県北九州市生まれ。同志社女子大学英文科卒業。商社勤務ののち、1990年、尾形光琳の生涯を描いた『雁金屋草紙』で第1回時代小説大賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1
古本購入。以前読んだ短編集『衣小夜がたり』が良かったので他も読んでみたくて数冊手に入れた中の一冊。”老いを目の前にした女性が、自分の人生を生きはじめる、その瞬間を描いた八つの物語” なんだか虫のいい女性の話が多いなと言う印象・・・作家曰く”残酷性とぬくもり”二つの本性が描かれているということか。しっとりとした静かな和の雰囲気や美しい文章はやはり好みだった。2021/06/02

星落秋風五丈原

1
夫を憎み続けた女、恋の経験がない女、不倫で家を追われた女…。老いを目前にした女性達の物語。珍しく現代の話。2003/10/25

kana

1
老熟した雰囲気の中に、ある純粋さを感じる作品です。 どのお話も、ストーリーが進むにつれて灰色だった世界に彩りが差してゆくようでした。2012/01/04

kirdin

1
20代の私が今読むべき物語なのか?でも、今だからこそ読んでおくべきなのかもしれない。そんなことを思いながら読んでいました。これは、長く孤独に生きてきた女性が、自分の居場所をみつける、あるいは居場所に気付く物語。2011/10/22

花椿

0
★★★2019/07/03

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