- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
普通の部屋の椅子に座った状態で飛ぶことができる飛行機をつくる―。この劇的な発想への大転換が、誰もが予想しなかった名機を生みだした!世界を縮めた後退翼の名機、それはナプキンに描かれた空想的な絵からはじまった。
目次
第1部 ナプキンに描かれた後退翼(三十年前の苦い経験;若きエンジニア群像;世界を縮めた後退翼;風洞の暴れ馬;悪魔との苦闘;カウボーイと科学者;インチ単位の闘い;不気味なやつがやってくる)
第2部 老雄たち、最後の大事業(横どりされた空軍の発注契約;大きな輪;ダブルか、ワイドか;設計の主導権は誰に;ロシア人にバイブルをみせるな機体重量を減らせ;バンドよラッパを吹き鳴らせ;パリへ飛ぶ;厳冬の季節)
著者等紹介
アーヴィング,クライヴ[Irving,Clive]
イギリス「サンデータイムズ」企画チームの基盤をつくった。ニューヨークとロンドンでジャーナリスト、旅行雑誌の編集者、テレビプロデューサーとして活躍している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
伝書鳩
1
星1つ。飛行機は、外側しか知らなかったが、こんなにも苦労があるという内面を知った。エアバスとの競争が激しいので比較的旬な本。2015/10/06
yutaka
1
大プロジェクトが意外と個人個人に影響されること、旅客機で曲芸飛行したり、エンジンメーカーのGEの会長を乗せたテストフライトでエンジンの駄目さを認めさせるために飛行中次々エンジンを潰して行ったり、面白いです。後退翼の実用化、機体の大型化、ジェットエンジンの実用化など、飛行機の進化の壁が大きかったことがよく分かります。2012/01/08
Fumi
0
再読完了。今のB787の開発遅延はどうなることか2009/06/21
ゆめ父
0
完訳版が出ることを期待してます。2008/05/05