出版社内容情報
くまのプーさん、かわいい新装版で登場! 江國香織、訳のプーさんが、ハンディーサイズの絵本になりました。どこかふしぎで、読む人の心にしみこむプーさん流の哲学を、新しい感覚の訳でお楽しみください 幼児から
内容説明
雪のふる12がつのさむい夜、プーのへやは、クリスマスの喜びに満ちていました。ところが、そこへ雪だるま―どういうわけかピグレットにそっくりな雪だるま―があらわれて、プーはたりないものに気がつきます。友だちにあげる贈りもののことを、すっかりわすれていたのです。クリストファー=ロビンに相談すると、贈りものだけでなく、くつしたもひつようだと教えてくれました。クリスマスまで、もう時間がありません。プーは、いったいどうするのでしょうか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kikuyo
23
江國香織さん訳の絵本。プーったらくつ下は置いといたけど…。呑気で愉快でマイペースなプー。楽しいクリスマスでよかったね。2016/12/25
まい
22
江國香織さん訳のプーさんの絵本。友達にあげる贈り物をすっかり忘れていたプー。クリストファーロビンに相談しにいくと《くつした》も必要と教えられ、とりあえずみんなの家にそーっとくつしたを配りに行きます。夜遅くおうちに帰ってきたプーは贈り物を考えようとしますが、いつの間にかzzz...。 江國さんの文章と可愛い絵をみていると、ほっこりします(*^_^*) みんなからのプーへの贈り物は、もちろん甘〜いアレです*笑*2013/12/19
らん
20
足りない物をわすれても、気づかせてくれる人がいれば良いんだなとも思えるし、無理して繕わなくてもありのままの自分でいられる、自然と純粋な喜びを分かち合える友情に、なんだかいいなぁと癒される。ちょっと抜けてるプーさんだけど、一人一人を考えて選んだくつした、その気持ちが素敵でした。何度読んでもピグレットがドアの前に雪だるまのように立っている姿にクスッと笑える(笑)江國香織さん訳。今さらだけどプーさんの蜂蜜壺、honeyじゃなくてhunnyなんだ?!と思ったら間違えた綴りであどけなさを表現していたのですね🍯✨2023/12/25
ぬのさと@灯れ松明の火
3
全体的に語彙が幼稚園児にはやや難しめで、石井桃子や瀬田貞二の訳を思い出しました。2012/12/08
する
0
プーさん特有の回りくどい表現があるものの、内容は面白かった☆3.52020/01/04