出版社内容情報
《原爆の子の像》ができるまでの物語。 広島に原爆が投下されて10年後、突然発病した少女、佐々木禎子さんの《生きる》ことへの強い祈り。平和を考える基本図書を、新装版として再刊行。 小学中級から
内容説明
ヒロシマに原爆が投下されてから十年後、禎子さんは、小学校卒業をまぢかにして、とつぜん発病しました。千羽づるに「生」への願いをこめて、禎子さんは、いったい何羽のつるを折ったのでしょうか。これは、頭上に折りづるをかかげた「原爆の子の像」ができるまでのお話です。小学校中級から。
目次
1 「青おに」先生
2 栄光のリレー選手
3 禎子の入院
4 禎子のいない卒業式
5 千羽づる
6 原爆のおちた日、広島は…
7 星になった禎子
8 原爆の子の像