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内容説明
第一次世界大戦で、親や兄弟を失ったポーランドの子どもたちがシベリアにいた。この子どもたちを救いだすために、日本人が立ちあがった。日本にむかえられた子どもたちは、空腹と心を満たして祖国へ帰ることに…。しかし、彼らを待ちうけていたのは、祖国独立へむけての激動の時代だった。いま明かされる、ポーランドと日本の友好物語。
目次
第1章 はじめに(ひとつの新聞記事から;フィリペック教授の決断)
第2章 難民の世紀(シベリアのポーランド孤児たち;日本からの回答;2度めの孤児救出;大阪にきた子どもたち;祖国ポーランドへ)
第3章 戦争の世紀(桜の花咲く夕;銃をとる仲間たち;ワルシャワ蜂起まで;いざ進まん、戦いの剣持て)
第4章 それから…(フィリペック教授のまごころ;友情の火が消えることはない)