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内容説明
最愛の夫と息子を国に奪われるという悲劇。妻として、母として、「主体思想塔」の設計技術者として北朝鮮に生きた一人の女性が綴る感動の手記。
目次
序章 ソウルからの手紙
第1章 少女時代
第2章 あこがれのピョンヤンへ
第3章 愛の誓い
第4章 輝く金日成バッジ
第5章 夫の死
著者等紹介
李聖男[リソンナム]
1946年山口県生まれ。朝鮮大学校理学部卒業。朝鮮新報社「ピープルス・コリア(スペイン語版」記者として活躍後、77年に独立。米国レイクランド大学日本校代表理事などをつとめ、現在貿易業を営むかたわら、翻訳家として活動
張仁淑[チャンインスク][ChangInsuk]
1940年北朝鮮咸鏡北道生まれ。ピョンヤン運輸大学卒業。設計技術者としてキャリアを積み、「主体思想塔」「アンコル立体橋」ほかの建築物設計を行う。それらの業績により、金日成、金正日からの表彰を何度も受ける。朝鮮労働党のエリート党員としても大きな実績をあげる。ところが、ウクライナに留学していた長男が韓国に亡命したために、90年末にピョンヤンを追放され、最北端の地・隠城に強制移送。国家反逆者として苦しい日々を送る。97年9月、韓国に亡命、現在にいたる
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