内容説明
多発する異常犯罪!!いまなぜ、どうして!?精神科医として、数多くの犯罪者の精神鑑定を行なってきた著者が、現代社会の病理に迫る!!通常の感覚では理解できない事件の深層を分析。
目次
六歳の女の子を凌辱、残忍な殺害事件
エリート夫婦のもろい絆、妻の不倫が動機の殺人
愛人に子どもを殺されたのに、酩酊して覚えていない母
愛人の子ども(女児)に嫉妬し、溺死させた母
年老いた母の介護に疲れ、母を殺し自殺をはかった主婦
躁うつ病が原因の、子どもを道連れにした放火
「この子を殺せば亭主に仕返しできる」借金苦の無理心中
若すぎた結婚の破綻、二人の娘と車ごと海に転落した父
チック症の娘の将来を悲観し、絞殺
母を「悪魔」と思い込み、殺害。血を抜こうとした猟奇殺人〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
備忘録
4
多数の犯罪者に精神鑑定を行った著者の回想録です。書かれた年代と著者の年齡を考慮すると、どんなに新しくても90年代後半の事件、そしてもっと古い事例も多そう。そのせいか本書で取り上げられる犯罪者達は、生活苦による心中など、貧困から来るものが多々見られました。劣悪な生育環境や先天的な障害、精神病、薬物中毒など、加害者でありながら社会の被害者でもある人々。誰かが救いの手を差し伸べていれば、最悪の結末は迎えなかったのではないかと思わずにはいられません。2017/01/15
弥吉
1
難しそうな本かと思ったけれど、専門知識の無い人にもわかりやすく書いてあり読みやすかった。 犯罪者は加害者として悪い人。で終わらせるのではなく、人を加害者となる未来から守る社会を目指すことが重要であるという考えに共感。2015/02/28
かえる
0
著者は被鑑定者に感情移入しすぎなのでは? 加害者に同情的なのはどうなんだろう、と思う。2011/07/26




