出版社内容情報
【内容紹介】
ひとつ違いで似てないようで似ているふたりが、父・母と自らの人生の場面場面を語り尽くす!!
●【青木玉】
人にはそれぞれ相性というものがある。上坂さんは、どう思われたか知らないが、私の身勝手な受け取り方を述べれば、初めてお目にかゝった時から、滅多にない爽やかな時間を恵まれた思いである。性(たち)の違うものが出会うと、違和感ばかりに捉われることが多いが、理解できる性格の違いは、相手の心を無理なく受け入れることができる。
●【上坂冬子】
40年ほど前から関心を持っていた相手であった。青木玉さんはまだ幸田玉子さんだったし、もちろん私は処女作も上梓(じょうし)していないころである。
長い間まぼろしの存在だった彼女に会えたいま、私はいつになくすなおに見えない糸にひかれたご縁を信じる気になったりしている。
感想・レビュー
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