双眼

多田 容子【著】

講談社（1999/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 272p／高さ 20cm
• 商品コード 9784062096379
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

内容説明

善と悪、栄達と没落、剣術指南と隠密行―対立する二つの世界を、隻眼ゆえに見据えることのできた柳生十兵衛の、兵法者への道を活写する書下ろし長編時代小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こ８６]

今多田さんの十兵衛ものを時代をさかのぼるように読んでますが、デビュー作のこの作品から、ここまで十兵衛を追求していたことに驚きました。 そしてデビュー作から宗矩、十兵衛親子は鬼二人だったとは…。 東郷重位の方が情にあふれててほっとします。 でもこの十兵衛、目が離せない。 家光との関係もどう始まったかがわかって嬉しかった。

2015/03/22

[Eikiti Eikiti]

多田さんの本で　コレを　最初に　読んだと思う 衝撃でした　てか　ハマったｗｗ

2005/10/24