永遠のジブラルタル

永遠のジブラルタル

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062096157
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

妻と別れ、勤めを辞めた大日向陽太郎の前に突然現われた男・呉竹良房。かつて一緒にスペインを放浪したこの男は、連れてきた少女を、大日向の娘だと言う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ukitama

0
初めて読んだ作者なので、その文のスタイルには戸惑った。視点が予告なく飛び回るのには、筋を追う中で結構苦労させられた。推敲のうえ、敢えてこのようなスタイルにされているのでしょうけれど、意図するところはわからなかった。 「ジブラルタル」という名に惹かれて読みましたが、あまり必然性は無かったですね。というか、スペインである必要も無いし、それらに対する描写も雑だなーっという感じでした。「北回帰線」の説明にあったような、谷崎の「細雪」的なアプローチかと期待したが、それには、ちょっとスケールが小さいと感じた。2021/09/09

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