内容説明
現代女性の愛の悩みを、紫式部が千年前に求めた幸福に通底すると『源氏物語』の専門家たちが喝破。
目次
千年前の「女」たち(暉峻康隆)
二十世紀最後の『源氏物語』訳(永井路子)
今読んでも新鮮な魅力(橋本治)
恋愛に嫉妬はつきもの(柴門ふみ)
源氏、恋のまんだら(馬場あき子)
言葉と絵の競艶(石踊達哉)
「最古の長編小説」を全人格で読む(丸谷才一)
今も昔も恋こそ人生の原動力(俵万智)
永遠のラブロマン(林真理子;冨田勲;篠田正浩)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おとん707
9
今読んでいる源氏物語は林望訳で寂聴訳ではないが色々参考になった。ネタバレもあるけれど源氏物語ともなれば気にならない。寂聴によれば宇治十帖は紫式部が出家した後で書いたのだろうと。他人執筆説などもある中で自身も出家した寂聴の考察は説得力がある。対談集には暉峻康隆、永井路子、橋本治、柴門ふみ、馬場あき子、石踊達哉、丸谷才一、俵万智、林真理子、冨田勲、篠田正弘と錚々たる人たちが出てくるがジャムセッションのように応答する寂聴の反応が小気味いい。谷崎潤一郎、与謝野晶子、円地文子訳に対する寂聴の評価も面白かった。2022/10/12
(*´ `*)
2
普段対談本はほとんど読まないけれど、先生たちの源氏談義はとても学びが多かった。著名な方々ですらそうだったように、古文の授業で源氏とつまらない出会い方をして損してるところあるなぁとつくづく思う。そういう皆さんにも源氏と出逢い直せる機会がありますようにと願っちゃう。5年かけて成し遂げられた寂聴源氏、いつか手に取りたい。
500billions
0
寂聴さん訳の『源氏物語』を読んでみたくなる。読み通せそうな気にさせてくれる対談集。2009/03/30
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