内容説明
男とは暮らせなかった女が猫だけをみつめいとおしみやすらぎの時を共有した七千日。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
43
          
            読み始めたのですが、我が家の猫も20歳。食欲はあるものの、年中吐き戻しています。ほとんど寝ていますが、起きると大声で泣き叫びます。心細いのでしょうか。不思議なことに顔と毛並みのツヤは若々しいので、おばあちゃんとは思えなくて、つい赤ちゃん言葉で話しかけてしまいます。好きな旅行も今は猫が心配で行けません。そんな状態なので辛すぎて読めない。ギブアップ。2023/04/12
          
        波平
20
          
            猫は最初から最後まで「猫」と書かれていて名前は出てこない。淡々とした静かな話だけれど濃密な時間が流れている。10年後とかに再読したとしたらその時に私はどう思うのかなと考えてしまう。2014/05/06
          
        いちごん
2
          
            猫を愛する作者との日々。抑揚のないたんたんとしたストーリーに作者の窒息するほどの猫への愛情を感じます。暗い・・・。2011/07/31
          
        mare
1
          
            避けて通ってきた系統。めくることに抵抗を感じつつ、手に取ってゆっくりと読む。外に流れる時間とは異なる濃い刻の空気を味わう。私も、最期になるまえに、このこをあそこに連れて生きたいな… 読んでよかったと思う。2013/06/24
          
        花っち
1
          
            自分が猫を飼っていたので興味あって読みました。動物を飼うって言うのはこうあるべき・・だと思います。実にリアル・・老いた母親が猫に向かって語りかけるシーンは胸が熱くなりました。2010/08/16
          
        


 
              


