十四歳―見失う親 消える子供たち

十四歳―見失う親 消える子供たち

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062091886
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0036

内容説明

家族の変容を描く力作ノンフィクション。時代が変えた親と子供は生き延びることができるか。バブルは終わったのに、あの時代を忘れられなかった“援助交際”世代の子供たち。子供がやっていることをわかっていながら、何もいえない“団塊”世代の親たち。溶解する家族関係を日本とアメリカで徹底取材。

目次

プロローグ
第1章 絶望の街
第2章 生き延びること
第3章 冴矢
第4章 ネリのいる街へ
第5章 十四歳
第6章 私は売っている
第7章 九十九滴の絶望、一滴の希望
第8章 再び十四歳
第9章 そして消えた
エピローグ 冴矢・二十歳

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

2
売春ではなくセックスワーク、性交渉の売買は経済の問題になる。そ、14歳が身体を売るということは経済のひずみ、歪み、捻れゆえの現象なのだ。親がお金との付き合い方を失敗したがゆえに、お金の価値、モノの価値を見失ったがゆえに、14歳の女の子は己のセックスの対価としてお金を得ることが当たり前になってしまったのだ。身体を大切にしないのに、お金が大切にできるはずもなく。2013/07/30

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