Kodansha philosophia<br> プラトンの呪縛―二十世紀の哲学と政治

Kodansha philosophia
プラトンの呪縛―二十世紀の哲学と政治

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062089388
  • NDC分類 131.3
  • Cコード C0030

内容説明

第一次大戦後、民主主義の危機の中で「精神の国の王」として甦り、さらにはナチズムにも利用されたプラトン。はたして彼は理想国家の提唱者なのか、全体主義の擁護者なのか。プラトンを巡る激しい論戦を通じて、今世紀の哲学と政治思想の潮流を点検し、現代に警鐘をならす注目作。

目次

序章 「プラトンはファシストだった!?」
第1部 プラトンの政治的解釈(プラトンと社会改良主義;プラトン像の転換;「精神の国の王」 ほか)
第2部 プラトン批判の砲列(反近代的な反動的思想家;民主主義の恐るべき批判者;「閉じた社会」のイデオローグ)
第3部 プラトン論争の波紋(近代思想の病理論;プラトンからアリストテレスへ;政治学の「科学化」と多元主義 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ex libris 毒餃子

4
存外にプラトンの影響を受けまくっているのが西洋思想ですが、20世紀まで抜けきれないものである。存じ上げない方も多くいて勉強不足を感じました。2020/12/13

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