内容説明
願うことなら、迷惑をかけずに年老いたい。しかし、ボケは知らず知らずに忍びよる。痛快熱血じいさんと人情派付添婦の、笑いと涙と汗にまみれた、ドタバタ介護のホントの話。
目次
プロローグ たった五日間のつもりが…
第1章 気がつけばじいさんの娘
第2章 付添婦はつらいよ
第3章 宮下じいさん、パワー全開!
第4章 じいさんの旅立ち
第5章 渡る世間はボケばかり
第6章 じいさんが教えてくれたこと
感想・レビュー
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Happy
2
敬老の日があったからじゃないけれど、老人シリーズが続いてる・・・これは20年以上前のまだ介護保険が始まってなくて「付き添いさん」と言われる人の話。母が平成元年に入院してた時にお世話になったけど、ちょっと怖いイメージだった記憶が。でも言われてみればすごく大変な仕事だったんですね。平成20年ごろ父が胃腸科に入院した時認知症で手がかかるため夕飯以降の付き添いを頼まれて当時中学生と二人暮らしだったので困った思い出がある。死ぬまで生き続けることの大変さをしみじみと考えさせられた。2019/09/30