内容説明
母が守りとおした「夏目雅子」の真実!「小達雅子で帰ってらっしゃい」女優になることに反対しつづけた母が、十三回忌を前に、初めてその愛と葛藤の日々を書き下ろす。秘蔵写真を多数掲載。
目次
第1章 雅子、最期の闘い
第2章 雅子、誕生まで
第3章 雅子、少女から大人へ
第4章 雅子、女優に
第5章 雅子の選んだ結婚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうゆうpanda
37
嫁ぎ先の商売を積極的に支え、盛り立てていった著者。雅子の幼い頃はあまり構ってやれなかったと後悔するものの、気遣いのできるお嬢さんにするべく、厳しくも愛情をもって育てた。トップレスの写真が話題になったこともあって芸能活動には反対。「夏目雅子としてではなく、小達雅子として家に帰ってくること」を約束させる。それが題名の由来。成人式の着物は親のお金で、袖が切れる地味なもの(表紙)を選び、自分のギャラで橙色の絞りの晴れ着を用意した。袖を通すことのなかった晴れ着。白装束の代わりにしようと母が必死に取りに帰った晴れ着。2017/05/28
TK
0
何か苦手だと思ったら、高倉健の養女の本に似ていた。ファミリーヒストリーも知りすぎると素直に面白がれないような…女優としての資質には大変恵まれていたことが理解できました。2020/08/25