霧の橋

霧の橋

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062085496
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

迫りくる黒い陰謀の影!刀を捨て商人になった男の身に蘇る武士魂。時代小説大賞第七回受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ふじさん

83
再々読。作品の冒頭からラストまで緊張感が心を支配する。父親の死をきっかけに、波瀾の人生を歩むことになった紅屋惣兵衛(江坂与惣次)。刀を捨て、紅屋の主人となった惣兵衛は、商人でありながら武士気質が抜けきらず、大店の陰謀に立ち向かう。妻は夫が商人になり切れず武士に戻るのではないか不安を感じ、心のすれ違いに思い悩む。大店の圧力に抗して商売が続けることは可能か、二人が築き上げてきた家庭が崩壊せずに小さな幸せは保たれるのか、まさに商売小説であると同時に夫婦小説でもある。やはり上手い、鮮やかなラストシーンが感動的。2025/01/02

クリママ

51
部屋住みの身で若くから父の仇討ちに旅立ち、国元に戻れば家はなく、江戸をさまよううち紅屋に助けられ主人となる。捨てきれぬ武士の信条、町人の商い、商家の争い、そして、男女の情愛など読みどころ多く、一気に読んでしまう。その傍ら、店を息子に譲り隠居となった老人の言葉に含蓄がある。ただ、テーマが多岐にわたり、ちょっともったいないように思った。2021/02/08

金吾

26
武士と商人それぞれの戦い、価値観等話は面白いのですが、何故それが仇討ちの対象になるのかがわからないままでした。2022/10/22

ひなきち

16
ああ…本当に良い本を読んだ。仇討ちにまつわる話だけれど、人間ドラマが細密に、また情深く、描かれている。皆さんの言われているように、ラストシーンにぐっとくるものがありました。読後、「霧の橋」という題名がいかに秀逸だったかがわかります。隠れた?名作だと思います。オススメ(^^)2016/02/11

ちゃこ

7
第7回(1996年)時代小説大賞受賞作。【1997年3月刊行】 陸奥国一関藩の武家の部屋住みだった主人公が、父の死をきっかけに様々な事情で江戸で紅(口紅)を扱う商人として生きていく話。 所々、腑に落ちない展開や登場人物の心理描写があって作品に入り込めなかった。しかし、武士と町人、過去と現在の間で揺れる主人公の描写は良かった。 /[2015ー011]2015/11/20

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