晒し井

晒し井

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062085342
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

人間というミステリー。魂のシンフォニー。“神父は、自分の井戸の水が一番おいしい、と云った。自分自身の泉を汲め、と云った。だが、汲みつくしたと思う底には、それが沈んでいた”。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

25
☆☆☆☆★ 小さな絵本の出版社を経営する郡山勉、絵本の元となる写真を撮る鳥越進介、長く煙草屋を営む沼崎友敏、そして教会の存在。生きづらさや宗教観を背景に、独特な文章で綴られる連作小説。郡山の失踪を機に物語が動き始める。鳥越が自らの死期を悟り稚内へと帰郷する道行が印象的。またところどころに書やクラシック音楽の造詣も感じられる。心に響く文章も多かった。2023/02/05

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