内容説明
本書は、薔薇戦争の発端から終結までを扱ったシェイクスピア初期の作品、『ヘンリ6世』1‐3部と『リチャード3世』の4作を整理編集した3部作全75景の一大人間ドラマである。白薔薇と紅薔薇、15世紀イギリスを二分した壮絶なる王位争奪戦を、シェイクスピアの作品から再構成、木下順二氏の格調高い名訳で贈る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nightowl
1
やはりこうして薔薇戦争括りでまとめて読んでも、「リチャード三世」だけ個性が際立っている。紙の王冠について無邪気に尋ねる場面が切なかった。省略が気になったのはバーガンディ公がジャンヌの説得で寝返る部分くらい。なお、丁寧な言葉で嫌味を言う台詞の訳し方が上手い。まだ「リチャード三世」未読でカクシンハン上演のために予習したいなら幾分か手っ取り早く読めるこちらがお薦め。2019/03/21
canabi
0
53ー20222022/07/12
みにゃー
0
戯曲と思わなかったので読みづらかったが面白かった。リチャード3世怖い。2020/07/13
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