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内容説明
アンネの追憶と哀しみのヨーロッパ。フランクフルト、ブリュッセル、ブリュージュ、アムステルダムなどを取材し、悲運の真実を明らかにした画期的感動作。
目次
1章 「アンネの家」との初めての出会い
2章 ユダヤの人々とのめぐり会い
3章 アンネ・フランクのルーツをたどる
4章 アンネ一家の悲運を決めた選択
5章 ドイツ軍侵攻からアンネ一家の逮捕まで
6章 息苦しい隠れ家の日々
7章 ヒトラーの「わが人生の学校」ウィーン
8章 ウェスターボルク収容所への足跡をたどる
9章 アウシュビッツ生還者たちの証言
10章 凍てついたベルゲン・ベルゼン収容所へ
エピローグ そして戦争は終わった
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yurinessa
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アンネの辿った足跡を追いながら旅をしているような追体験。ホロコーストサバイバーの貴重な証言やアンネの隠れ家生活を命を賭して支えたミープ・ヒースさんのインタビューなんかもとても興味深かった。私もいつか訪れたい。アンネ・フランクハウスの方が尋ねた何故アンネが日本人に好かれるのか?って質問に驚き。日本は特に??当時の状況下のなかでさえも人の善を信じたいと願ったアンネの純粋な心が好き。生き辛い世の中、戦時中という過酷な時代に、ひたむきに夢を語り生きようとした少女アンネの記録は永遠に人の心に生き続けて欲しい。2019/10/22