内容説明
野の花と山を愛し、長い人生の旅を歩み、87歳の今、60年余の夫との暮しを振り返り、自らの軌跡を潔く描いた傑作自伝的連作集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつ
1
劇作家夫婦の話。妻の絹が活発で男勝りなところにもびっくりしたけど、お嬢様育ちというか、なんとも贅沢でわがままなのにも驚かされた。貸家が恥ずかしいとか、家を建ててくれない夫が憎いとか…熱出して寝込んでる子供をほったらかして、好きな山登りに出かけたり、なんかやりたい放題。夫が病気になってわがまま言って迷惑かける場面があって、絹は山登りより疲れると言ってるけど、夫は何十年も絹に不満とか我慢してることとかいっぱいあったんだろうなぁ。2012/06/01
かたぴぃ
1
変わった作風で、かなり読みにくい、と思いました。2010/10/22
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