内容説明
南町奉行所で内勤三十年。“窓ぎわ同心”捕物帳。人間の不思議さ、運命の恐ろしさ…。所かまわず居眠りする奇病ゆえ、人生の真実が見えるときがある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kazu@十五夜読書会
10
14年前NHKでドラマ放映された原作。内勤三十年の南町窓ぎわ族同心の、居眠りする奇病を持つ藤木紋蔵の話。義理父の浮気「浮気の後始末」ほか7編2012/12/12
ジュール
9
物書同心 居眠り紋蔵シリーズの1冊目。ここではまだ紋蔵さんは鋭い勘働もない、しがない同心。子供も5人もいて大変。2022/08/06
かっぺ(こと悩める母山羊)
6
この表紙の絵がすべてを語っている・・・2010/07/08
那由多
5
居眠りという奇病を持つ紋蔵は、大家族、出世の見込み無し。面白い時代小説です。
ちゃこ
3
物書同心居眠り紋蔵シリーズ第1弾。8話収録。【初出『IN☆POCKET』1994年2月号〜9月号】 設定は文政6年(1823)以降の文政年間と思われる。冬〜翌初秋。居眠りの奇病を持つ物書同心・藤木紋蔵の活躍(?)を描いた捕物帳。 シリーズ初巻なので、役職や八丁堀近辺の地理関係を調べながら読んだので時間がかかってしまった。 扱っている題材が女性関係や金銭のトラブル,家庭内での揉め事など、現在でも起こりがちな事件なのが面白い。/[2014ー200]2014/10/05




