内容説明
人間は「食」を通して環境を体内に摂り入れる―この単純な哲学に根ざしたインド庶民の「生」を追体験。
目次
序 はじめにカレーなる蘊蓄を
1 ここは天竺ほとけの湯
2 生命の科学・アーユルヴェーダ
3 醍醐の味
4 行者の宴
5 キラータの米
6 金毘羅の海
7 胡椒のスープ
8 祝いの膳
9 十六歳の乙女のお臀
10 三角の宝もの
11 幻の酒
12 愛のカレー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
25
便利で快適に暮らせ、こうして多大な情報を得る事が出来る現代日本ですが、素の人間のまま生きる事は非常に困難であると感じる、本書を読むと。それが幸福かどうか斟酌する必要も無い暮らしが、インドにはありそうだ。2013/11/16
maysea021
2
著者の実際の経験を通して、インドのルーツや文化の背景が物語のように入ってきてよく分かるので、とても面白かった♫2012/12/17
るい
2
去年、私は実際にインドへ旅行した。この著者が旅行した時よりも36年経っているので、インドは遥かに発展をしていたが、根本的なものは変わってないと思った。人の温かさなど、インドは本当に魅力的だ。もう一度行きたくなった。2011/03/28
MINT
1
インドには興味があるので一層インドに行ってみたくなった が、著者の行った場所は初心者にはハードルが高そうだ インドの料理も美味しそう2017/10/04