内容説明
芸と技に生きる14人から珠玉の贈りもの。
目次
千宗室―ひとつしかない心を「雑巾がけ」して磨く
杉本健吉―毎日絵筆を執らないと「手が鈍る」
中薹瑞真―お手本がない時は「ひとつ上の欲」を出す
市川猿之助―「型を破る」その時、新しい花が命をうける
西岡常一―技術とは言葉では伝えられない「手の記憶」
西川右近―習い事の上達は「師を真似る」ことにつきる
木内綾―「むくわれない手間」を惜しむと自分を見失う
観世喜之―「盆栽」になるな、精いっぱい枝葉を伸ばせ
吉田文之―形をなぞるだけでは「技のこころ」が死ぬ
小倉遊亀―「一枚の葉」が描けたら、宇宙全体がわがものに
吉田簑助―芸は「無言のサイン」を読み取ることから始まる
楽吉左衛門―「一子相伝」とは教えないこと。見よう見真似で
小堀宗慶―聞く、見る、知る、そして行う「本物への回り道」
片岡仁左衛門―いつでも初舞台のように演じる。それが「芸の深み」
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