内容説明
ひとりの企業家、エンジニア、設計家の自叙伝である本書は、しかしまた、心の温かい控えめな人物、フェリー・ポルシェその人が、ほとんど自分自身の言葉で書いた自叙伝である。スポーツカー作りの哲学から21世紀の戦略まで。
目次
1 1937年
2 平穏の日々
3 シュツットガルトからの船出
4 アウト・ウニオンの革命
5 ヒトラーの国民車構想
6 “フォルクスワーゲン”から“KdF”へ
7 絶対速度記録へ挑む
8 マスプロダクションの新たな方法を求めて
9 すべては戦争のために
10 軍用戦車の開発
11 ゲーリングの大言壮語
12 いわれのない嫌疑
13 占領下での辛酸
14 イタリアからの光明
15 “ポルシェの車”の誕生
16 ルマン24時間レース
17 フォルクスワーゲンの後継車
18 アメリカからの依頼
19 『911』の誕生
20 グランプリへの凱旋
21 モーターレーシングの軌跡
22 未来への決断
23 ヴァイスアッハ
24 自動車の未来へ