内容説明
トイレに不自由した土地ほど人間味があって、面白い。文明の恩恵とかけ離れた地で体験した感動と抱腹絶倒の物語。
目次
トイレのある日常
熱砂の舞う地〈ペルー〉
萌える大湿原〈シベリア〉
黄金色の山麓
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
藤本明子
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便利だったりお気軽な旅は印象が薄くなる実感はあって、なにかがつん!と来るような旅に出たくてタイトルで手に取った本。 星野さんはクルーの人たちと一緒だからこそ女性でもこんな辺境の地でもどしどし行けたんだろうし、英語喋れないチキンなうちが同じところへ行けるかというとかなりハードルは高いけど、少なくともそこに人は行けるしなんと言っても生活している人がいる。 自分も行きさえすれば行けるところなんだ。と考えるとテンションが上がるような怖いような胸がざわつく。 さて次はどこへ行こうかな。2017/10/18
ナウラガー_2012
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CARNET(仏語=手帳):職業用具、商品見本、展示品などを外国へ持込む時に免税扱いの通関が手軽にできる通関手帳/ペルー・シパン遺跡は1987に発見された王墓で黄金と共に発見された/シカン(ムチャック語で"月の神殿"の意)文明は8〜14Cに繁栄し、出土品はブルーニン博物館に保管されている/【カハマルカ】インカ帝国の13代皇帝アタワルパが1533年にここの温泉に湯治に来ていた時にスペインのフランシスコ・ピサロに捕えられて幽閉され処刑された(=これによりペルーはスペインに征服された)2009/04/21
ショーリン
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朝ドラ女優のペルー🇵🇪ロシア🇷🇺中国🇨🇳の僻地旅。普段ウォシュレット付き水洗トイレに慣れているとなかなか勇気のいる選択だが、トイレのない生活を選択するってたいした女優魂だ。2023/01/18
ナウラガー_2012
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チチカカ湖は琵琶湖の12倍の広さで標高3855m/雲南省:大理の北の周城鎮は洱海を通って30分の所にあり、白族が99%を占める(チーズを薄く伸ばして揚げた”乳扇”は白族の名物料理)。白族は来客をもてなすのに「三道茶(三杯とも味が違う)」で振舞う2009/04/21