内容説明
39年ぶりに日本で発生した狂犬病患者。台風接近で孤立した幹根島を襲う白い狂犬の恐怖。誰が、いつ、どこから、島に持ち込んだのか。書下ろし医学ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TOMIKA306
14
家にあったので読んでみた。ありがちな設定にありがちな登場人物。この手段には無理がありすぎだろう。30年程前に書かれた小説。(誰が買ったの?) 2024/12/24
鈴
8
「白く長い廊下」続編。今回は、狂犬病が日本に発生するという恐ろしい話。狂犬病に興味があったので、読みたかった本。しかし「白く長い廊下」からの登場人物があまり好きではなかったので、やはり人物にイライラ。自分の責任問題のことを考える前に、致死率ほぼ100%のウィルスが日本に来たのだから、もっと考えることや思うことがあると思うんだが。しかし、山での狂犬とのバトルはリアルで怖かった。狂犬病の恐ろしさを知るには読んでよかったと思う。2013/07/05