感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
uni
7
どこまでも奔放で身勝手な愛が描かれていた。「私は高いところは得意だけれど、深みには耐えられない」という主人公がどんどん愛の深みにおちてゆき逃げ出す様は見るに耐えない。共感はできないけれど訳の歯切れがよく文章のセンスがよかった。「宝は私たちの手中に落ち、その宝とはお互いの存在だったのである」素敵な文章。2015/09/17
tona
5
名前もなければ、ジェンダーも明かされない語り手が、昔のガールフレンドやボーイフレンドとの思い出を回想しながら、最愛の女性ルイーズとの関係を紡いでゆく。ウィンターソンにしては珍しく終始センチメンタル。愛する人の血も肉も骨も髪の毛一本までも愛し抜き、愛する人の身体と思い出を自分の身体に永遠に刻み込む。狂おしいほどの愛とエロスが詰まった作品。2013/11/15
K
3
ななななななななななんて小説なの。ここまで躰にたいする愛に満ち満ちた小説、あぁ、初めてです。2014/05/18
あすな
3
長い長い愛の詩をよんでいるようだった。2013/05/29
りつこ
3
正直、よくわからんかった。私には難しい…2011/12/31