内容説明
日本初公表、全米６０名のエイズ患者の素顔と真実の言葉。ビリー・ハワード撮影による６０余点の写真が、ここに一挙に掲載され、せまりくる死をみつめる人々の魂の圧倒的な力が、感動的なまでに描きだされました。本書は、現代を綴る、永遠に残る記録なのです。
目次
ＭＥＳＳＡＧＥＳ
生と死のはざまで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Wisteria
5
胸が揺さぶられて苦しいくらい。HIV検査を受けて、自分は陰性だと分かっているから読める一冊。もし感染していたら怖くて読めないと思います。出版されて20年以上経って、世の中は変わったでしょうか。変わっていないと思います。今もエイズは「何だかよく分からないが恐ろしい」病気のまま偏見と差別に取り囲まれていると感じます。感染者が増え続ける日本で改めてこの本が見直されますように。2016/01/21
