内容説明
ここまでこだわる男がいた。いったい人はどこまでこだわれるのか。徹底的にこだわり続ける男の書いたこだわりエッセイ。
目次
凝りに凝る話(厄介な問題;ひとつの身分証明書;男は右手になにを持つ;現代雨傘道徳;この上なく優しく ほか)
肩の凝らない話(氏か育ちか;自由闊達の精神;女房泣かせたボイルド・シャツ;アメリカの省略、イギリスの未練 ほか)
凝りすぎた話(盛装の象徴;決闘を申し込める男の必需品;貴婦人の下着;良いほうの足を前にだす ほか)
最後は凝らない話(ブラック・タイ着用の儀;快刀乱麻の働きもの;競馬とスコッチ;遊び、重み、斜に構える ほか)