内容説明
87歳を迎え、“生と死”に直面した医学博士の筆者が、今いえること。
目次
第1章 よりよく生きてこそ(グレタ・ガルボとわたしの母と;母の「香り」の秘密を知った;よき死はよき生と切り離せない;安らかに明るく生を終えたい願望 ほか)
第2章 新たなる旅立ち(死は新しい生命の旅立ちである;生も死も因縁の下にある;人間同朋としてゆるし合う;他人の喜びは自分の喜びである ほか)
第3章 死もまた我等なり(臓器移植と脳死は人間生死の問題;臓器移植は異常な医学処置ではない;脳死をいつどこで判定するか?;“あらやしき”は現代医学のDNA? ほか)