内容説明
娘から見た隆慶一郎の人間的魅力を見事に描く。
目次
１ 自由を我等に―少年時代～終戦まで
２ マイ・ダーリン・クレメンタイン―母との出会い
３ 北ホテル―夏の北軽井沢にて
４ ペーパームーン―父と３人の子供たち
５ にあんちゃん―シナリオライター時代
６ 渚にて―海辺の家
７ 大いなる幻影―雪の受験
８ 花嫁の父―わたしの結婚
９ 天井桟敷の人々―父の交遊録
１０ 黄昏―病院にて
資料 池田一朗著ポール・ヴァレリイに関するノート
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまり
37
自身の作品の主人公のように、男が惚れる男であったか。早く亡くなりご遺族も周囲の人々もさぞや寂しかったろう。若き日の論文を収録しているのは東大仏文科卒の面目躍如。作家活動が長きに亘れば時代劇を卒業し、読者は新境地を堪能できたのかも知れず。2023/11/06
がぁ
0
友人の慟哭の弔辞には思わず涙しました。 2011/05/31
