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内容説明
読者に知らされない“記事のつくり方、つくられ方”を実例をもとに解明し、合わせて犯罪報道、事件報道における新聞ジャーナリズムのあり方を問う―。
目次
序章 つくられた報道(証券スキャンダル)
第1章 「リーク」と「筋」と情報操作(会見のルール;リークと誤報;オフレコとスクープ)
第2章 スクープの落とし穴(「無罪確定、小野さんにおわび」;記者クラブを取りこむ検察;大誤報には共通の欠陥)
第3章 記者クラブ制度の功罪(公共情報のリレー装置;記者クラブの歴史と体質)
第4章 権力と新聞「癒着」の構図(問われる記者の倫理感覚;新聞人は勲章がお好き?)
第5章 新聞が生き残るために(記者クラブ制度の改革を;クラブ協定を排す;率直な姿勢が新聞を変える)