内容説明
空中高くに出現した密室で溺れ死んだ実業家…。アメリカ南部の孤島に屹立する人工のピラミッドに起こる不可能犯罪の謎。書下ろし長編ミステリー1100枚。名探偵御手洗潔シリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とうこ
9
御手洗シリーズ。古代エジプトの話やタイタニックの話が小間切れで綴られ、しかも長いので、御手洗シリーズではないのかと不安になるし心が折れそうだった。頑張って読んで良かった笑 ピラミッドポンプ説が面白かった。正解が誰にも分からないからこそ、様々な説を楽しめる。そこが魅力なのだと思う。2025/08/20
びぃごろ
9
古代エジプト、タイタニック、そしてアメリカ・・・エジプト島。厚い本だ。そして御手洗は物語が半分を過ぎても出てこない!(笑) 伊坂推薦に間違いなし。声が確かに謎だったが、そういうことだったのかー。う~んと唸らされた。2018/09/02
hirayama46
6
この前半部は本当に必要なのだろうか……というのは読んだ人の多くが抱く疑問なのでしょうが、やはりそのあたりのクドさというか、強引さが島田荘司らしさというものかなあ、という思いも。腰砕けといえば腰砕けだけど、なぜかつまらないとはまったく感じないあたり、不思議ですね。2016/12/27
ベック
5
本書が刊行された当時、島田荘司の書くミステリは常套を大きく逸脱していた。ま、ミステリ作家の誰もが過去の模倣をベースに独自のアレンジやケレン味を加えてオリジナルのミステリとしてそれぞれの個性を模索していたのだが、島田御大にいたってはスケール然り、物語の構造然り、すべてにおいていい意味で逸脱していた。しかし、培ったミステリの土壌はおいそれと耕せないわけで、やはりどうしても郷愁にも似た模倣の甘い誘惑からは逃れられないのである。島田御大にいたっては、それがホームズ譚であったりする。
のんたん
4
前半部分、いらないよねぇ。などとヤボなことは言いますまい。島荘先生の豪腕が楽しすぎて、いい時間を過ごせました。おもしろかった〜。2018/06/06




