内容説明
サラリーマン・OLのささやかな意地と見栄、「サラ川」にあり。60000余の応募作から選ばれた616句につい、うなずき、ついつい、ふき出し、そして、シンミリ。「平成の世」に「サラ川」ブーム沸騰。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
灯
6
ワープロやファックス、コンピューターに慣れないという内容…… 2000年代半ば生まれの自分にはあまりピンとこないものが多かったが、面白いものもたくさんあった。 「縁日をみどりの日と呼ぶ新人類」が一番好き2021/06/17
きーよ
1
第四回/1990年の6万1千145句から選ばれた616句を収録。平成の初期(吾輩は部長の役職、今思えば人生の絶頂期だった)、バブルに突入、営業は何でもアリ、接待ゴルフやカラオケと仕事に明け暮れ、故郷より多い遠いマイホームから通勤、ハイテクと呼ばれるOA化がスタート、ワープロやファックス、パソコンが仕事場に。会社ではセクハラやお局さまやアッシー君、新人類、窓際族等の新語。好景気ゆえ、やることなすこと全てうまく運び皆浮かれていた時代、ただただ懐かしい。 2019/04/30