内容説明
医師はわが目を疑った。なぜここまで子どもにむごたらしくできるのか。そしてなぜそれでも子どもは親を慕うのか。家族とは何か、人の優しさとは何かを問う、日本初、衝撃のドキュメント。
目次
第1章 誰も助けられなかった
第2章 親子という他人
第3章 父と娘
第4章 浮気の代償
第5章 婚約指輪
第6章 それぞれにできること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よむよむ
20
<昔本>「親になることは簡単だが、親たることは難しい」どなたの言葉だったか・・・ 今こうしているこの瞬間にも、『たすけて、たすけて』と声にならない声を上げている子どもたちが何十人、何百人もいるかと思うと、震えがくるほど居たたまれない。職員が足りない、時間がないと言い訳していないで、ここで歯がゆい想いをしている母親をどうぞ使っておくれ!そう言いたい同志がきっとたくさんいるはずなんだけど・・・2011/02/06
りお@積読本増加中
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漫画のもとになった椎名さんの本ということで。漫画ではとても書けないような部分までわかって良い。 虐待親は普通と真逆だ、低体温なので輸血させてほしいというと酒を飲んでるから、貧血だからと拒否する。瀕死の自分の子供を見ても動じない。2016/08/30
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