デューラー―人と作品

デューラー―人と作品

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 23X16cm
  • 商品コード 9784062048620
  • NDC分類 723.34
  • Cコード C1071

内容説明

波瀾と研鑽の修業時代、イタリア美術界との交流、やがて訪れる栄光の日々と不朽の名作の数々。ドイツ・ルネサンスの天才画家・版画家の全生涯と作品誕生の背景を、画家自身の言葉に基づきながら語る、著者畢生の“交友録的デューラー伝”。

目次

第1章 段鼻の自画像
第2章 遍歴時代
第3章 生と死と―家譜
第4章 結婚―第一次ヴェネツィア滞在
第5章 創造主
第6章 聖母絵伝
第7章 ヴェネツィア―第二次滞在
第8章 テンペスタ(嵐)
第9章 失われた名画
第10章 キリストの騎士
第11章 宮廷版画家
第12章 ネーデルラント旅行
第13章 宗教改革
第14章 作品分類の試み

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

em

12
イタリア滞在を経て、極めてドイツ的でありながら新しいドイツ絵画の創造を夢見たデューラー。晩年のエピソードと絵は、仕事人のイメージが強いデューラーの意外な一面。死の三年前の不気味な夢の日記は切迫感に満ちていて、大水と轟音に襲われる滅亡の瞬間をありありと見せている。最晩年に残した少年の絵は異様に長い髭を垂らし、モローのヨハネの首のごとく宙に切り離されているかに見える。そして少年のものとは思われない不穏な笑みを浮かべていて、一度見たら忘れられない。2017/11/15

リョウ

0
先に入門知識を詰め込んでから読んだ方が得る物が多かったかな?でもメランコリア?の考察は興味深かった。2014/07/12

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