内容説明
人生は一度、本番も一度。芸術の偉大さを畏れよ。世の中で最も大切なもの、それは人の命人の心。そして時間である。これを座右の銘に、生徒と一体になって輝かしい合唱人生を歩みつづけた、高校教師の自伝。ひたむきな情熱を注いで名門安積女子高校合唱団を育て上げた渡部康夫の指揮活動の記録である。
目次
第1章 栄光への道―熱き指揮棒とともに(奇跡は起こった;みんなで泣いた;つらかった日々;花ひらく;指揮棒はどこへ)
第2章 汗と涙と感動と―青春をかける乙女たち(合唱は人集め;合唱は心集め;練習は知恵集め;いつも新鮮に)
第3章 良き出会い=私と合唱団を支えてくれた人々(良き上司、良き仲間たち;師、先輩そして友)
第4章 歌声は海を超えて―ウィーンの森に咲いた花かつみ(ウィーン大賞;歌は心をつなぐ)



