ビル・エバンス―あなたと夜と音楽と

ビル・エバンス―あなたと夜と音楽と

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784062046060
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

目次

対談 ビル・エバンス―How His Heart Sings!(寺島靖国・熊谷輝昭)
エバンスの手は、温かく、大きく、柔らかかった
リズムのない芸術は存在しない―ジャズも、芝居も
ビル・エバンス・トリオ 1956~1980(ピアノ・トリオの新しい地平;エディ・ゴメスとの日々―10年間の音楽的カオス;ラスト・トリオの到達点)
三角形の第4の頂点(ひそやかなインタープレイ―ジム・ホールとの二枚のデュオ・アルバムをめぐって;〈強引な装置〉の快感―オーケストラとの共演に聴く「もう1人のビル・エバンス」;裸のビル―エバンスのソロ・パフォーマンスを聴く;ロマンチシズムの修練―エバンスがホーンとの共演に求めたもの;憧憬と嫉妬―ボーカル伴奏者としてのビル・エバンス;サイドマンとしてのビル・エバンス―スタイルの確立からセカンド・トリオの形成まで;1958―マイルス&エバンス―2つの「美意識」の一瞬の邂逅;「歌う」ベーシスト―スコット・フファロの本質;His Favorite Songs;エコーズ・オブ・ビル・エバンス)
ビル・エバンス・ディスコグラフィー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akira

28
レコ屋にて発掘した一冊。 ビル・エヴァンスの一連の流れが一通りわかる構成。ほしい盤も増えて満足の一冊だった。リバーサイド四部作と後期の一部がいまのところのお気に入りだが、徐々に他のものもあつめていきたいなと。 Jazzレコードは一聴だけでは魅力に気づけない事が多い。二度、三度と聴いていくうちに好きなフレーズができ、徐々に体に馴染んでいく。あわせて初期に感じるわからなさ。それでも聴き続けたいと思わせる魅力がまたいい。 「わからなさが魅力につながる」2021/05/29

ずしょのかみ

5
自分のエヴァンスとの出会いはNHKの美の壺File2の盆栽だった。生前全く評価されずに孤独に鉢を焼き続けた平安東福寺の静かな盆栽鉢と、my foolish heartが絶妙であった。my foolish heartやwaltz for Debbyのような調和的なものから、autumn leaves やイスラエルのような不協和的・退廃的なものまで、どれも静かで孤独な美しさをたたえている。本書は文字ばかりでややビジュアルに欠けた、古い体裁をとっており、静かな読書によい。waltz for Debbyが好き。2020/09/23

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