内容説明
世界ラリーチャンピオンが初めて書き記した、フランス、イギリス、フィンランドでベストセラー躍進中。
目次
1 生と死のはざまで…
2 作戦と実行
3 世界選手権への道
4 モンテカルロ1985
5 日本のチームメートたち
6 ふたつの砂漠
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるまき
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☆☆:81年のWRCドライバーズチャンピオンにして、パリダカ4勝(うち88年から90年は3連覇)の実績を誇る名ラリースト、アリ・バタネンが自らのラリー人生を語った本。レース中にドライヴァーが感じている心理や本音が垣間見れるという意味では興味深く読めるけど、いかんせんバタネンのキャリアが体系的にまとめられているわけでもなく、エピソードも脈絡無く行き来するのでいささか読みづらく、資料的価値には乏しいのがネック。読むのであれば、いわゆる「自伝」「伝記」の類というよりは、エッセイ集くらいのつもりで読むのが吉。2011/04/02