目次
序章 新たな出発（近代の綻び；混沌からの秩序形成；近代の先へ）
第１章 混沌のなかの世紀末（風俗現象にゆらぎを読む；思想状況の混沌；吹き荒れる民族主義の嵐；多様化と格差化のごちゃまぜ；ポストバブル社会のゆくえ）
第２章 近代社会の場面変容（脱構築への視座；歴史を読み直す；象徴的意味の自己主張；自己組織化の時代；脱構築のシナリオ―五つの社会シフト）
第３章 自己を実現する（機能の発想から意味の発想へ；欲望を誘う新しい意味空間；ハイパー現実と自己実現；混沌のなかの脱自己；意味の力）
第４章 脱管理のシステム（体質転換をせまる環境変化；付加価値人間の時代；管理組織からの脱皮；ネットワークの力；新たな社会編成の原理？；ネットワーク幻想；自在システムへ；リゾーミックな社会観）
第５章 社会編集の精神（自由と平等の新たな位相；意味と社会編集；ワールド・エディターの役割；ポストモダン文明への移行条件）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mkt
3
混沌状況では歴史を活用（ヨーロッパ中世のルネサンス）/バグの発見に価値がある/第三の自己:主体的な自己②社会から期待される自己③脱自己/意味自体が力を持っている/脱管理のシステム①緩やかな管理への移行②付加価値人間の採用と活用③管理組織を脱皮し、5%のゆらぎを抱え込む（自律分散を目指す）④ネットワークの活用（官僚機構崩し、大衆会社崩し）:情報ネットワークをもつ、ネットワーク組織を作る、ネットワーキングの導入/ネットワーク（網状）よりリゾーム（根茎）/個の時代/ 20210921読了 263P 31分 2021/09/21
