内容説明
１９７０年卒〈団塊の世代〉のトップランナーたちの今！１９７０（昭和４５）年、東大経済学部卒の３３８名。産業構造の大転換の中で激烈な経済戦争を戦う彼らは、何を考え、何をめざしているか。
目次
プロローグ 着順不明のサラブレッドたち
銀行―金融戦士の曲折
情報・通信―時代の最先端を走る
鉄道・航空―「官」から「民」へ
鉄鋼―斜陽の中に活路を探す
造船・アルミ―構造不況に耐える
商社―国際商人の賭け
開発・不動産―土地ブームの波に乗る
新素材―材料革命の激流の中で
官僚―出向と異動の戦跡
証券―急伸業界への転身
出向―牛後よりは鶏口を選ぶ
転職―地位をすて家業に転ずる
家業を継ぐ―２代目が成功するとき
脱サラ―企業の歯車からはずれる
学歴無用―「夢」と「想い」をひきずって
エピローグ ４０歳すぎて聞こえる声
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tecchan
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大学紛争直後1970年東大経済学部卒36人の18年後の姿を追ったノンフィクション。団塊の世代のトップランナー、インタビュー時は、日本経済が世界を驚かせていた時代。大企業にいるもの、官庁にいるもの、脱サラしたものなど様々な人生。登場人物が、その後の日本経済大変動の中で、どうなっていったのか。続編があれば。2023/05/14
