目次
大震災記
大火災記
死灰の都をめぐる―災害翌日の大東京
地方の惨状
汽車大混雑の実況
焦土に立ちて―失った名所名物の追憶
感謝すべき世界各国の同情
つぎの東京大地震に備えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
果てなき冒険たまこ
4
大正12年に起こった関東大震災の1か月後に「大正大震災大火災」としてその年の10月1日に発行されたものを昭和63年に再刊したもの。文章は全て大正時代に書かれたものを現代文として仮名遣いを変更してあるので読みやすいが実際に目にしてきたものを書いてるから迫力が違う。写真は刺激的なものは避けているようだけどそれでも状況はよく分かる。まだ焼け野原になったばかりで絶望が希望を上回っている時期だったんだろうな。ここからの復興は素直に凄いとは思うけど、あんな醜悪な街になるとはね｡｡残念としか言いようがない。2025/09/17
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