内容説明
稀代の相場師波乱万丈、激動の生涯を初めて明かす。
目次
第1章 “ほげたをたたいた”人生
第2章 少年実業家
第3章 好事魔多し
第4章 百発百中の先見力
第5章 四十にして立つ
第6章 二期作実践
第7章 腹八分目
第8章 欲ぼけ自滅
第9章 逆転勝利
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
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もうはまだなり、まだはもうなりということなり。2017/12/03
R指定
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加治隆介をきっかけに知りました。エンジェル投資家として100億円ほど、ある代議士に政党資金としてお金を渡すのですが、まさかこの人物にモデルがいたとは思いませんでした。モデルとなった是川銀蔵a.k.a 最後の相場師さんは、実業家、投資家として大成功を果たすのですが、投資で儲けたお金はほとんど手元に残さず、慈善事業に寄付したり、社会に利益を還元する方で、投資家の鏡でもあります。住友金属鉱山の件なども含め、スケールが大きすぎると同時に金儲けに興味のない自分にとって、参考にならなさすぎるが残念。2014/12/17
のの
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ここまで、アグレッシブに生きられたらいいのに。 何でこんなに自分は無気力で臆病なんだろう。 違いを知りたい2012/05/21
otokoo
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不知敗,只知勝,終身將受其害2011/10/31
ワタナベ読書愛
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1991年刊行。毎時30年、兵庫県の貧しい漁師の7人兄弟末っ子として生まれ、極貧の生活から始まり、のちに商売や経営、株式投資などで波乱の人生を戦い抜いた男の一代記。金儲けをして親の仇を打つ気概と、時代の先を見る目、能力主義で部下をどんどん成長させる力、貧しい子どもや困難な状況にある人たちへの温かい支援など、決断したら即行動。一度決めたら生涯貫く。火の玉のような性格で、家族は苦労もしたが、絶対的な信頼をこの無茶苦茶な父親に置いて、全員が幸せになった稀有な事例。ドラマよりもドラマ性が高く、ドキドキする。2022/10/14




