内容説明
ブラジルの植物の知識を早く身につけて、移住した人たちに教えてあげたい。マンジョーカ中毒なんかで、いのちを落とす人がひとりもいなくなるように。植物の魅力にとりつかれたゴロウ少年。少年の日の夢をおい、未知の植物をもとめてブラジルにわたった…。ブラジル在住５０年をこえる移民植物学者、橋本梧郎の感動の物語。小学上級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Joao do Couto
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少年少女向けの児童書。植物を研究したいがために、ブラジルに移住した、橋本梧郎さんの伝記。平成63年出版。実際に、橋本さんに取材しており、よくできた伝記です。橋本さんは日本人が開設したブラジルの農学校に学び、その後同地の研究所などに勤務して研究を続けました。その植物学にかける思いが伝わってくる、よい伝記です。説明が多く、一般書よりわかりやすいところも魅力です。2013/07/09
