内容説明
場末裏町ドブ板小路下町を愛する漫画家、滝田ゆう書下ろし画文集。
目次
横丁めぐり
裏町湯タンポ夢小路
道楽者
わがココロの風景
わが家の至上命令
ひとり正月気分
里芋のぬるぬる
広場の女定九郎
ぼくのショーチュー時代
わじれ道
梅雨しぐれのころ
にぎりめし
天邪鬼
氷砂糖のお姐さん
吹けよ川風
おやじの生きざま
ライスカレー
夢の行方
暑くて切ない日々
お蕎麦雑感
ぼくの漫画作法
窓の内外
ふとしたところに残虐性〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moonanddai
5
滝田さん、いつぞや、って、ずーっと昔ですが、新宿の飲み屋街でお見掛けしてからは、こんなお暮しだったのですね。この本が出たのが昭和63年ですので、その後2年余りでお亡くなりになってしまいました。残念です。お倒れになってからリハビリなどで随分回復されてきたと(この本によれば)伺えたのですが…。確かに以前のように、どこへ行っても酒!といった迫力はなくなっていますけど、かくいう私だってこれからも(できれば死ぬまで)お酒を飲んでいたいと思っていますので、最近では「量より質」に心がけるようになってしまいました。2018/01/28
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