内容説明
若きカリスマが空手世界一への修練と真剣勝負の奥義を明かす。第1回世界空手道選手権を制覇し、「地上最強のカラテ」のヒーローが、いま追究する王道の空手。己れの弱さを研鑽によって克服せんとする感動の書。
目次
第1章 野望を秘めて
第2章 栄光の世界制覇
第3章 少年の日々
第4章 空手界の若獅子たち
第5章 非情なる勝負の道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
有坂汀
0
本書は創成期の極真カラテ、第1回世界空手道選手権を制覇し、現在は独立して自らの流派である『王道流 空手道 佐藤塾』を主宰されている空手家、佐藤勝昭先生の自叙伝です。これを初めて読んだのは大学時代、武道や格闘技関連の技術書や自伝、伝記を読みふけっていたころのことでありまして、本書もその中の一冊でありました。佐藤先生の生い立ちや勤め人をしながら仕事の合間に千本突きをやっていたエピソード。さらに極真の道場で佐藤先生と切磋琢磨し合い、酒を酌み交わした先輩や後輩。ライバルたちのことが率直な筆致でつづられていました。2024/10/09




