内容説明
僕は長年この仕事をやってきて、いまだにわからな事がある。なぜ僕はF1の仕事をしているのか、という事の解答である。僕にとってのグランプリの魅力の一つは、世界を旅することにある。そしてアフターレースの最大の魅力は、自車好成績、トラブルフリーで終った時に飲む、冷えたビールの味だ。これが優勝のシャンペンだったら―。こんな一瞬を求めて、僕らグランプリボーイズは、必死の重労働に励むのだ!!F‐1サーカスただ1人の日本人メカニックが語る世界のトップレーサーの素顔。
目次
1章 南半球の奇人・変人たち
2章 天才レーサ・鈍才レーサー
3章 グランプリボーイズの生と死
3章 愛と涙のGPツアー武勇伝
4章 F1サーカステント裏
5章 F1グランプリはメリーゴーランド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
DSS
2
★★☆☆☆ でた「エアトンセナ」 ベルガーもバーガーって言う津川が好き。 セナが有名になってから褒める今宮純じゃなく,津川はちゃんとセナのデビュー前当時から褒めてる。 文才あるね。あとイラストが上手い。ピケが引退する時自作のイラスト送ってたけどいいデキだった。 まだF1人気になる前の,メカニックの戯言。いいね。 2022/08/07
washa46
0
日本人メカニックである著者の70年代後半から80年代のF1グランプリ転戦記… 様々なエピソードからドライバーの個性が垣間見えるだけでなくジャーナリストの記事では見受けられない、メカニックの『裏方の声』が聞こえてきて面白かった…2020/09/03