内容説明
「大金時ち国」日本は、このままではカネによって滅ぶ!金もうけの神様が世界最古の経済学書『国富論』をよみ、世界経済の構造、日本経済の特質を論じ、明日の再生への道を提言する。
目次
経済学はモノにまつわる哲学である
人間の利己心が「分業」を推進する
貨幣は国家の「欲と悪」で目減りする
発展する経済の中に充足感と幸福がある
繁栄の証明=利潤は下がり地価は上がる
職業の報酬格差―なぜ稼ぎが違うか
銀行は経済の牽引車だが、暴走もする
資本がふえれば国は栄える
商人が自由貿易への扉をこじあけた
効率の権化、神の「見えざる手」とは何か
2百年前の警告「農業保護は国を滅ぼす」
行政改革で「小さな政府を作る」法
「窓税」より劣る「売上税」の発想
消費税ほど厄介者扱いされるものはない
借金になれた財政は元へ戻れない



